注文住宅を住宅街に建てる場合には環境に合わせた外観を

注文住宅を住宅街に建てる場合には環境に合わせた外観を
注文住宅は自由建築と言えども、例えば住宅街の場合は周囲の環境にある程度合わせた外観にする必要があります。なぜなら閑静で落ち着いた雰囲気の住宅街で、あまりにも場違いな家を建てると景観を損ねることになるからです。近所の人の中には、派手過ぎる奇抜な色の新築に対して不快に感じる人もいるかもしれません。特に違うエリアから越して来た場合は、その後のご近所付き合いも重要になってきます。環境に合わない注文住宅を建築したせいで、変な人などを避けられても悲しいでしょう。住宅街の雰囲気を壊したと嫌われても大変です。新しい家が目立ち過ぎるとあまり良くは思われないものです。 このように注文住宅を建てるときには、周りの家とのバランスも考えて外観のカラーやデザインを慎重に考えることが大切と言えます。個性は大事にしながらも、協調性も重要ということです。工事業者の人とも相談して、問題のない外観かどうかを決めると良いでしょう。
注文住宅は、規格型住宅とは異なりセンスが必要不可欠です。
注文住宅は、規格型住宅とは異なりセンスが必要不可欠であり、思い描いていたイメージとは遠くかけ離れたマイホームが竣工してしまう事があります。大手ハウスメーカーが得意とする規格型住宅は、コストダウンや工期短縮などハウスメーカーの都合が良い様に企画された住宅であり、あらかじめ絞り込まれた選択肢から施主が好みのものを選ぶタイプの注文住宅です。規格型住宅は、どんな選択をしてもある程度イメージした通りのマイホームが竣工するメリットがあり、打ち合わせ時間も比較的短く施主の肉体や精神にかかる負担が小さいのも大きなメリットです。しかし、フルオーダー型の注文住宅は、すべてを施主が決める事ができほど自由度が高く出来上がりの雛形が一切ないとされ、施主だけでなく設計士やコーディネーターのセンスの良し悪しがマイホームの成否を分けると言われています。その為、様々な媒体から憧れや希望を抜粋して組み合わせても統一性のないマイホームとなり、如何にバランスよくまとめるかが注文住宅の難しいところです。